【第22回】団体生命保険と金利の話

以前、住宅ローンには生命保険が付くお話をしたと思います。

住宅ローンには基本「団体信用生命保険」(以下団信という)とうい保険が付きます。(第10話を参照)

しかし弱点があります。

「死亡」や寝たきりになったり四肢の損傷、失明等、「一級身体障害」になった時に発動されます。ですから安心ですよね、と思いますが、そこが盲点で、実際体が動いている時には発動されないのです。

ですから「癌」と告知されたりしてもまだ体が動く時には発動されません。

しかし、銀行さんも工夫します。

団信にはオプションがあって、「三大疾病」付きや「16大疾病」付きの団信があります。

三大疾病は基本「癌」「心筋梗塞」「脳卒中」で告知や発症された時にも対応します。

16大疾病は基本「特定の生活習慣病」にも対応します。

しかし当然オプションをつけると保険料は上がります。しかし住宅ローンの場合は金利で対応してくれます。銀行によって様々ですが、プラス0.25%で三大疾病、プラス0.35%で16大疾病に団信のランクを上げる事ができます。

毎月の高い生命保険にお悩みのご家族は是非検討されてはいかがでしょうか。

住宅ローンで一本化できます。

住宅ローンを組むという事はマイホームを手に入れる事です。それは家族の安心を手に入れる事ですが、更に上の安心も同時に手に入れる事ができると思います。