【第6回】迷う!固定金利VS変動金利

みなさん、こんにちは。

今回は一つの永遠のテーマ、住宅ローンの、「変動金利」VS「固定金利」どっちが良いか戦争!をやりたいと思います。現在、購入を検討しているお客様の中には既にローン審査を終え、承認を獲得しているお客様方は少なくないと思います。またこれからローン審査に臨むお客様ほど、どちらが良いかを深く悩まれているお客様は数多くいらっしゃるかと思います。どちらが良かったかは、実は10~15年後に判明します。えっ?それじゃあしょうがないよね。そうです!しょうがないのです!しかし、どのように比較し、どのように判断するかのヒントをご提案できれば幸いです。

そもそも住宅ローンとは?となってしまうと元も子もありませんが、実はこの言葉というのが、銀行や信用金庫のような「民間企業」(営利目的法人)が提供している「商品」の総称なのです。ですので、うちは栃木銀行だよー。とか武蔵野銀行だよーとか、千葉銀行だよー。とか言ってるお客様はだいたい「住宅ローン」という商品なのです。ですのでこの住宅ローンを利用されているお客様方は実は銀行の営利に寄与していることになります。えーって思うかもしれません。しかしそうです。しかしだからと言って、悪いわけではありません!

それに対し、フラット35という商品があります。これは㈱住宅支援機構といって前身は、「住宅金融公庫」なのです。ようは「国」です。「日本国」です。その日本国でやっている住宅購入融資を実は、住宅ローンとは本来呼んではダメなのです。

住宅ローンとフラット35の違いは何か?

まさに、変動金利と固定金利という事になります!

絶対に間違えてはいけません。

銀行さんが固定金利を勧めるときがありますが、それはだいたい、3年、5年、10年の固定金利です。それが、固定金利だと思い込んではいけません。実際は期間「限定」固定であって結局は変動金利なのです。固定期間を過ぎれば、金利条件が変わります。ですので、10年固定を選んだとしても11年目以降の金利は誰もわかりません。ですので長い35年ローンを組むにに当たってはそれは変動なのです。

しかしフラット35はその名の通り35年間「完全」固定です。ですので完全に完膚なきまでに完全に固定金利です。

ものすごく大昔に旅をしましょう。それこそ、第二次世界大戦が終わった後の復興目まぐるしい日本国の世界です。当時は闇での商売も横行し、税金も払っていない人もいました。税金をだまして払わない人もいました。しかしちゃんと税金を払ってくれれば、支払っている税金に見合った金額を住宅購入時にお貸ししますよ。とこれがおそらく住宅金融公庫、国による住宅購入融資の始まり、ではなかろうかと思います。ですのでフラット35の審査では、市役所でとれる課税証明書の提出が不可欠となっております。まず最初にどのくらい稼いでるの?というより、どのくらい税金払ってるの?を見るのです。

フラット35(住宅金融公庫)は営利もありますが、どちらかというと国による「サービス」の色合いが強いのです。

住宅ローン(銀行等)は営利目的、フラット35はサービス。この意味合いの違いがまずあります。

では、どちらが良いのでしょう?

銀行側の意見では、まず圧倒的に金利が低いです。フラット35よりも、だいたいどの商品を選んでも金利が低いです。しかし、変動するリスクがあります。しかし銀行で住宅ローンを組んでいただけたら、またそれに付随して各サービスがついてきます。ポイントが付いてそれを還元できるシステムであったり、カードローンがセットでついてきたり、コンビニATMが月数回出金が無料であったりと生活に密接したサービスが受けられる事が多くなっております。弊社ではそのような各銀行のサービス内容も把握しておりますので、どのような利便性を求められるかを営業担当に相談してください。

フラット35(固定金利)側の意見では、圧倒的に有利なのは「全期間完全固定」です。

10年後でも20年後の時も将来の月々の支払が、わかる事です。

昔は2段階金利やゆとりローンなどと言い、最初の5年、6年目から10年目、11年目から35年目と進んだ年数によって月々の支払が変化していきました。

しかし現在のフラット35(固定金利)は完全に35年間固定です。

しかし、フラット35Sという商品があり、これについてはAタイプ、Bタイプという商品があり当初5年ないし10年、金利を0.25%サービスしますという商品です。

更に期間20年以内のローンですとさらに金利は低くなります。

フラット35は銀行だけでなく民間会社でも取り扱っております。先ほどお話をした通り、審査にだす時期などで審査基準が若干変わります。

それぞれの意見を聞いてみましたが、結局どっちが良いの?となるわけですが、実は私の研究ですでに結論が出ております。どうかその結論を弊社に聞きに来てください。