住宅ローンを組むにあたって、必要費用な中で「保証料」という項目があります。
よく、銀行に審査をお願いすると言いますが、実は住宅ローンの審査を銀行がやりません。
えって思うかもしれません。更に実をいうと銀行ではなく銀行に紐づいている保証会社が審査をします。
もっと言って銀行担当の人はお客様に住宅ローンを貸したくて貸したくてしょうがありません。
本当は申し込んで頂いた全てのお客様に融資したいと思っております。
自分の成績、引いてはその店舗の成績になるので!
でも保証会社がOKを出さないと融資には至りません。
そしてなかなか簡単にOKを出してくれません。
大昔ですが、住宅ローンはやはり金額も大きく償還期間も長いので、誰にでも外部の「保証人」が必要でした。
お父さん、お母さんであったり、兄弟、親戚。しかも住んでいる地域も直近でないとだめであったり本人の信用だけでなく保証人の条件も厳しいものでした。本人が良くたって保証人がダメなら融資はダメ。
これでは合点がいきませんよね。
そこで銀行は融資先本人の信用だけで住宅ローンが組めるように保証会社を作りその保証会社に本人の保証をさせる事にしました。これによって外部の保証人が必要なくなります。
(配偶者との収入合算での保証人はまた別の話です。)
住宅ローンの保証会社の仕事とは何か。
あくまでもお金を貸すのは銀行です。
お客様が銀行にもし支払いができなくなった時に肩代わりする事です。
しかしそれで終わりではないので、お気をつけください。
後に保証会社から残債の請求は来ますので、返済免除になるわけではありません。
しかし保証会社によっては事情が明確であれば返済猶予をしてくれるところもありますので、本当に危なくなった時は相談できます。
一概に全てを取り上げようとはされないので、じっくりご相談されると良いと思います。
またそのような機関があるという事が、お客様が長い返済をされる上で良い事だと思います。
総じて、上記につづったお話の会社、保証会社にお支払いをするお金を保証料と言います。
保証料は銀行によって1~3万円程度差はありますが、だいたい一緒です。
融資額3,000万円の融資額で35年ローンですとだいたい660,000円程度です。
保証人の変わりになってもらうって、結構お金がかかりますよね。本当に。