【第10回】住宅ローンの生命保険とは?

 

住宅ローンの生命保険とは?(団体信用生命保険)

住宅ローンは35年間という非常に長い期間での返済となります。

みなさんの中には、35年ローンを大きな負担ととらえる人も少なくないと思います。
でもこれだけの長期での借り入れは逆にメリットなのです。
吉川市でご購入のお客様は概ね4,000万円前後の借入をされる方が多いです。
この4,000万円もの金額を5年や10年で返済しようすると軽く月給が飛びます。
ちなみに10年ローン金利1%で350,416円です。これでは誰も買えません。無理です。
ですので長期での借り入れができる事はより負担を減らし、無理なく購入できる非常に良いメリットなのです。

しかし、35年間の中で人生何があるか分かりませんよね。購入されたお住まいにはご家族が住まわれます。
ご主人(主たる債務者)に何かあったら家族が家を出なければならない。
そういう事が無いように、住宅ローンには生命保険がセットでついております。

住宅ローン保険の事を正式に、「団体信用生命保険」と言い、訳して「団信」と呼ばれています。

保険料について、実は毎月お支払いする利息の中に入っております。

金利の0.3%が保険料と言われております。ですので、この保険料率0.3%を考えますと、今の住宅ローンの金利は本当にタダみたいなものですよね。保険料がありますのでどんなに下がっても0.3%を下りません。ですので今の0%台の金利(埼玉りそな銀行ですと最安0.47%)では、ほぼ0%で借りているに等しいわけです。

保険について、

もしご主人(主たる債務者)が死亡した場合、後のローンが全て完済される保険です。残されたご家族にローンの返済義務はなくなります。

また、事故でもし生き残ってしまってから半身不随の寝たきりになっても、後の返済がなくなります。(失明や四肢の欠損等でも)

生命保険はよく、死亡時のみと思われていますが、実は生きている間でも受け取れる保険なんですよ。(もっと詳しく聞きたい方は是非当社へご来店ください。)

また、現在では癌と診断された場合、返済がなくなる保険や3代疾病付き(癌、心筋梗塞、脳卒中)の保険など、団信も進化しております。

日本の住宅ローンは世界で一番安心なローンと言われている理由の一つがこの団体信用生命保険です。