【第12回】そもそもどうやって借りるの?

 

住宅ローンを借りるためにお客様は何をすれば良いかをお話します。
まず住宅ローンの実行にあたって、そもそも手順があります。
簡単に言いうと、

事前申し込み 仮審査

本申し込み 本審査

金銭消費貸借(ローン)契約 訳して金消契約

融資実行

 

という感じでフローしていきます。

 

まず仮審査では、お客様の概ね借りたい金額で申し込みます。
いわいる、だいたいって感じです。
でも、この結果が大きく本審査に反映されるので、あまりいい加減すぎると後で後悔します。

だいたいと言っても80%は具体的に行わなければいけません。住宅購入は物件価格だけではすみません。諸費用もあります。オプション費用も付ければあります。引っ越してから何もないがらんどうでは住めません。最近は家具代や引越し費用も勘案してくれる銀行もあります。ですので、頭金や借入額、はたまた引越し費用に至るまでを考えて概ねの借入金額を決めます。

そんなこと言ったって引越し費用も、諸費用も、また知らない費用も何が掛かるかわからないという方もいらっしゃると思いますので、その時は当社へお尋ねください。住宅に関わる全ての費用をくまなく説明できます。住んでからかかる費用(固定資産税等)など全てご説明させて頂きます。

でも出会いはいきなり来るものです。しかし、契約までには時間がない。その物件を購入できるか否かを判断するときに仮審査は非常に有効です。

注意点として、仮審査が通ったとしても本審査が否決の場合が少なくありません。

しっかりと、仮審査の時点から営業マンとの打ち合わせが必要ですし、私たち営業マンは仮審査の時から、しっかりとお客様と対話し、しっかりとした計画を立てなければなりません。

 

本審査では完全にお借入れ要領を確定する作業です。物件価格、追加オプション、諸費用は借入に含めるか、など完全に借入額を決定しなければなりません。そして本審査の結果については、変える事が原則できません。

私たち営業マンは本審査の承認のために、事前からしっかりとした計画をお客様に提案しなければなりません。

本審査で承認を得たら、次はお客様と銀行で、お金を借りますよ、貸しますよという契約をします。
これを、金銭消費貸借契約(約して金消契約)と言います。
融資実行日、毎月引き落とし日を確定します。

 

金消契約締結後、融資実行となります。
当社の場合、融資実行と物件のお引渡しは同日となります。

 

長いローンの始まりにはなりますが、しかしお客様ご家族の新たな幸せな生活が始まる事、お客様ご家族がその土地に幸せに暮らして行く事を切に願います。
私たちはお客様がそこに幸せに暮らせる事のお手伝いこそが至上命題としております。