【第8回】銀行の格付けは審査に影響する?~前編~

(このお話はあくまで私の主観です)

銀行のお話しです。銀行といってもいっぱいありますよね。吉川市内でもJA(組合)も含めて7つの金融機関がありますが、銀行は埼玉りそな銀行、武蔵野銀行、栃木銀行と実は3つしかありません。

銀行は昔、もっともっとたくさんありました。しかし統合によりいくつもの銀行名がなくなりました。ちなみに日本で最初の銀行は第一勧業銀行、今のみずほ銀行です。もっと詳しく言いますと第一国立銀行と勧業銀行が合併して第一勧業銀行となりました。正確には第一国立銀行が最初の銀行です。でも、もうこの名前を聞くことはないですよね。私の父母の世代では第一勧業銀行の通帳をもっている方もいらっしゃると思います。

都市銀行というと昔は14~15くらいありました。現在は4つです。三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行です。そうそう実は埼玉りそな銀行は都市銀行ではありません。地方銀行です。(これについては少し見解が分かれます。)地方銀行でも格付けがあり、埼玉りそな銀行は第一地方銀行です。多数あった銀行を統合して再編をしました。そして世界経済にも戦えるメガバンクといわれる超強力な銀行が3つ誕生しました。りそな銀行以外の3行です。

最近ではほとんど聞かなくなりましたが、銀行員さん方の話でも三菱銀行出身、東京銀行出身等々、もともとの銀行で派閥のようなものもあったりなかったり。吸収されたほうの銀行にいた人は肩身狭い思いをしてたり、してなかったり。

ん?なんでこんな話するの?と思われるかもしれませんが、実はこの銀行によって審査基準が非常に変わるのです。

はっきり言っておきます。住宅ローンの審査で、メガバンクは非常に厳しいです!めちゃくちゃ厳しいです!こういう事いっちゃうとどこからか政治的圧力をかけられそうですが、しかし本当の事実です。

そこでそこで、メガバンク都市銀行より規模が小さくなる地方銀行はどうかというと、

更に厳しくなる!のではなく、審査が少し緩くなるのです!

更に、地方銀行にも規模の格付けがあるとお話しましたが、第一地方銀行より第二地方銀行のほうが更にゆるくなります!

あらゆる方面からの反論があるかと思われますが、これが私の20年以上の不動産営業マンとしての実感であることは否めません。

そして、そして、さらに信用金庫だとどうなるか?審査が、更に緩くなる!のではないです。

むしろ銀行より厳しい審査をする信用金庫もあります。規模が大きくなればなるほど審査が厳しい規模が小さければ審査が緩くなる一定方向の話ではないですね。

しかし結論から言えば第二地方銀行が一番審査が緩い!という感想です。あくまで感想です。吉川市で見ますと

埼玉りそな銀行(第一地方銀行だが都市銀行と位置づけされることも)

武蔵野銀行(第一地方銀行)

栃木銀行(第二地方銀行)

となると、となると、栃木銀行が一番ローン審査が緩いのか?と思われますがやはりお客様の内容で変わっては来ます。しかし栃木銀行は結構審査を頑張っているのは結果としてあります。しかし最近は武蔵野銀行もすごい頑張っています。すごいすごい頑張っています。

埼玉りそな銀行はというと、やはり厳しさは否めません。でも弊社で出している案件数は一番です。

このように、同じお客様でもこっちの銀行ではだめだったけど、こっちの銀行では通りましたとかと聞くことがあります。次回はその理由をお話しますね。